不妊治療の転院に紹介状は必要か
先日最後の凍結胚移植が失敗に終わり、転院を決めました。
『転院=紹介状』と思い込んで「紹介状を書いてください」とお願いして来たのですが、そもそも必要なのでしょうか。
ネットでいろんなクリニックのホームページを探してQ&Aで調べてみました。
結論:あってもなくてもいい
基本的にクリニック同士は競争相手になるので、患者を紹介し合うということはないそうです。ただし、当院で一般不妊治療(人工授精まで)しかしておらず、ステップアップを勧めるときなどクリニック側から紹介状を提案される案件もあるようです。私がひとつ前に行っていたところがまさにそうだったので、向こうから紹介状を出してくれたわけです。
また検査結果等に関しても、私費なので何度も検査しなくてもいいよう前の病院での結果を持ってきてくださいという院もあれば、ホルモン値などは短期間でも大きく変動したりするので今の状態での検査を行い治療方針を決めていくなど、クリニックによってまちまちでした。
また、紹介状をもらった方がよいパターンもあります。
治療期間が長いなど今までの治療の記録や経過を考察した方がよい場合と、大学病院へ行く場合です。基本的に大学病院は紹介状がないとけして安くない初診料がかかります。
私が次に選んだのは、県外の大学病院です。
なので、やはりもらっておいてよかったです。
ここで問題。
「紹介状ができたらご連絡します」と言われたが、どれくらいかかるの?
不妊治療は月の周期でしか動けない。できるだけ時間を無駄にしたくない。電話して聞いてみると、年度末なこともあり1か月程かかると言われました。
1っっか月!!
待ちたくない!!
そこで、今度は大学病院の方に電話をしてみました。
私「そちらに転院を検討しているのですが、初診料がかかってもいいので紹介状なしで行ってもいいですか?」
大学病院「今までの治療経過を見たいので、少し待たれても紹介状があった方がいいです」
私「お薬や経過記録などは自分でもしているのですが、やはりクリニックの記録じゃないとダメでしょうか」
大学病院「そうですね、病院側の治療記録を見たいので…」
・・・あきらめました。
「待ち」かぁ。この、前に進んでない時間が嫌ですよね。
とりあえず今できることは、次の採卵に向けて良い卵を作ること!栄養、体調管理、そして大事なのはメンタル管理。
思い詰めすぎない、悩みすぎない。目の前にあることを頑張る。
何もできない期間でも、一日一日を大切にしないとと思います。
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美容液の針が刺さる?次世代ファンデ体験
『バイオ美容液の針が肌に刺さってたるみを持ち上げ引き締める!』
『塗ると肌に吸収されて、その人に合った肌の色になる!』
『さらに、その針は肌に残って美容成分が持続してハリが続く!』
『注文殺到で品切れ状態で、次入るのは3ヵ月後くらいだよ!』
そんな、なじみの美容師さんのお上手な営業トークに乗せられて「じゃあ、買ってみます…」と注文してしまったのが4ヵ月前。
すっかり忘れていたその噂のファンデがようやく入荷したと連絡がありました。美容大国韓国からやってきた、
スピケア『V3エキサイティングファンデーション』
イノスピキュールという美容の針がお顔に施術をするようなファンデーションを超えたファンデーションというものらしいです。
早速あけてみます。
テープをはがし上面を押すと、真ん中からムニュっとリキッドファンデのようなものが1回分出てきます。
塗るポイントは、すべらせるのではなく顔の下から上へトントンとたたきこむ。あご、ほほ、鼻から目元、そしておでこの順です。そして美容針が肌に浸透するようにパフで優しくおさえる。
不思議。本当に、なじんで自分の肌の色になりました。でもくすみやクマは自然にカバーされています。
そして、確かに艶。韓国の女の子ってこんな肌かも!と思いました。
これにルースパウダーだけはたいて終わり。自然な仕上がりです。しっかり塗る派の方には少し物足りないカバー力かもしれませんが、マスク社会だし、何よりファンデーションは薄付きの方が逆に崩れにくいですしね。歳をとるほど肌は薄付きがいいと思います。リフトアップ効果の方は特に劇的変化は感じませんが、メイクを落とした後も肌に艶があり、美容効果は感じます。
使い続けることで、どんどんキレイになるそうな。
デザイン・コーディネートの仕事なので身だしなみには気をつけているのですが、今回の移植に入ってからは気持ちに余裕がなく、色々どうでもよくなってしまっていたなぁと反省。顔なんて身体と一緒にボディソープで洗ってたし…
久々に、頑張った自分にご褒美をあげられた気がします。
ちなみに正規品は8,800円です。格安で出回っているものはシリアルナンバーのない偽物らしいので、ご注意くださいね。
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やっぱりだめだった。4連敗
着床してるけど値が低い。
そして様子見延長になった移植の判定結果。
いつものようにエコーをみると内膜13.2ミリ。
おぉ??3日前10.8だった、今になって厚くなってる?
「このへんに着床してるね」
先生、めっちゃ期待持たせること言う。も、もしかして…
しかし検査結果は・・・やはりダメでした。
先生「うーん…毎回手は掛かるとこまでいくんだけどね」
ここで、ずっと頭の中で練習してた言葉を口に出しました。
私「○○病院に行ってみようと思うので、紹介状を書いていただけませんか」
先生「それは、ここでの治療をやめて向こうに切り替えるということですか?
私「はい」
先生はもうこちらを見ることもせず「わかりました。もうお薬飲まなくていいですからね」とだけ。これ以上何もなく、診察は終わりました。
自分の身体なので、もうわかっていました。
もう無駄だとわかっていながら飲まなくてはいけないホルモン補充薬の辛さといったらない。
私は毎年インフルエンザにかかっていました。
もちろん予防接種はしています。でもかかります。ひどい年なんかA型とB型、A型と季節性など2回かかる年もあります。
(今年はコロナ感染対策のためマスク消毒手洗いが日常化したこと、独立して在宅ワーカーになり不特定多数との接触が減ったことでインフルエンザにかかりませんでした!)
そんな私が断言します。この3日間は、インフルエンザより辛かった。
おそらく精神的なものも影響しているかもしれませんが、腹痛に吐き気、何より孫悟空の輪ばりに締め付けられるような頭痛。
そして鏡を見れば、日々のトレーニングで維持してきた筋肉がすっかり衰え、むくんで醜い体。
くそみたいな毎日だなと思いました。(言葉汚くてすみません)
これで体外受精4連敗。凍結卵なし。
昼ごはんやけ食いのドカ食いです。仕事は明日頑張って取り返そう。
ずっと我慢してたコーヒーも飲んで、筋トレして、夜はお酒も飲もう。
今日くらい爆発してもいいよね。
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待ち焦がれた判定結果
ついに。いよいよ。待ちに待った判定日です。
ET9から始まった腹痛はやみません。
それどころか、今日は朝からすごくしんどい。下腹部痛、頭痛、倦怠感…重い生理とホルモン治療の副作用が重なっているような感じ。
午後2時の診察時間までがこんなに長いなんて。
まずはエコーで内膜を見ると…
10.8ミリ。
ん?
移植前のD13で10.8じゃなかった?
全く同じ??
ざわざわ。胸が苦しい。
そして嫌な予感は的中。
「うーん…着床サインは出ているんだけど…また値が低いんだよね。しかも今まで何回か同じことなっているでしょ、それより低い」
出ました!!!また!!!
可能性あるんですか、と尋ねると、
「どうしようかな…サイン出てはいるし…ゼロではないので一応少し様子見てみましょうか」
明らかに可能性がほぼないことがビシビシ伝わってきます。3日後の金曜日に再度診察し判定することになりました。
待ち焦がれた判定結果は、生殺しの延長。
今日誕生日の母にきっといい知らせができると、両親と自分にお祝いのケーキを買って実家に行く約束でした。
私の顔を見てすぐに結果を察した両親。ぎこちない空気の中、この世にそれしか言葉がないみたいに「おいしいね」と繰り返し、帰り際に「まだまだこれからだよ」とだけ言ってくれました。
まだきっぱりダメだったと言われたわけではありません。が、もう…気持ちがだいぶ切れてしまっています。
可能性がほぼないのなら、このお腹の痛みは、重みは、頭痛は、吐き気は、一体何なんでしょう?
不合格通知をもらうのが3日延びただけみたい。なんか余命宣告みたい。
もしかしたらお腹の中で頑張っているかもしれない子にこんなことを思ってしまうのはいけないと頭ではわかっているのですが、さすがに3回も繰り返しては希望を持つのが難しいです。
今日は良い日になると思っていたんだけどな。
こんなときも仕事は待ってくれない。病院行ってた分あとでやらないと。
とりあえず疲れたから、ゆっくりお風呂に入ろう。
経過記録(~ET11)お腹が痛い!!
初期胚移植後の経過の記録です。
ET9から体調が急変しました。ものすごくお腹が痛いです。
心当たりと言えば、1時間ほど散歩しただけです。短い登山道を含む3㎞程度。
身体を動かすことが好きで、何もない時はロードバイクで50~80㎞程ツーリングします。移植してから念には念を入れ一切の運動をストップしていたので、せめてもの気分転換でした。
しかし、帰宅してからひどい気だるさと腹痛。生理痛のような下腹の鈍痛です。
夕食の支度の途中でも立っていられなくなり、横になって休みながらなんとか家事をしました。
ET10。腹痛はおさまりません。
眠気と吐き気もあります。お腹はすくので食べられますが、食べると気持ち悪くなります。夜になると頭痛がひどくなりますが、翌日の打ち合わせ資料作成のため結局就寝は0時過ぎになってしまいました。
ET11(本日)腹痛は少しやわらいだが、まだ痛みと違和感。
6時に起床し昨日の続きの資料作成。10時から打ち合わせと修正を終え、現在一息ついてこのブログを書いています。疲れもあってまた甘いものを暴食し、吐き気に耐えながらもチョコレートをつまむ手が止まりません。
色々調べてみても、腹痛が妊娠のサインなのかそれともダメなのか人それぞれなので判断できません。
私は過去に胚盤胞移植で超初期での化学流産を2回していますが、今の体調が1回目のときにかなり似ています。それだけに不安で不安で仕方ありません。
「たかが1時間の散歩くらい我慢すればよかった。何してるんだ」と思う自分と
「たかが1時間の散歩でダメになるようなら、そもそもダメなんじゃないか」と思う自分がいて…
生殺し状態です。判定日まであと3日。
早く結果を知りたい。
食後ポッコリは胃下垂じゃない?
流行りの爆食…ではなく、日常の食後の私です。ウエストのゴムが可哀想。
ごはんを食べるとお腹がポッコリ出る人いませんか?私も生まれつきその体質で、しかも自分以上の人には出会ったことがないくらいパンパンに出っ張ります。知らない人にはよく「おめでた?」と言われます。
何気なくどれくらい変わるのか測ってみました。
標準よりやせ型、特にお腹周りは絞っているので普段はペラペラです。
⇓平常時はこんなです
計測
食前:60.4センチ
食後:驚異の82.4センチ!!!
実測したのは初めてだったのでびっくりです。
これでも昔よりだいぶ小食になったので振れ幅は小さくなったのですがここまでとは…
昔はよく『胃下垂』だと言われたのですが、少し前にテレビ番組で興味深い放送がありました。最近の研究によるとどうやらこの『食後ポッコリ』はSIBO(シーボ)が原因ではないかとの説があるようです。
その時の自分メモによると、
①腸内細菌の数や種類は人により様々であるが、SIBOの人は食事により小腸細菌が異常増殖する
②その増殖した細菌から発生する大量のガスでお腹がパンパンに張る
③張りを抑えるためには、腸内細菌のエサになる白い糖が少ない食事にする(パン→玄米、ヨーグルト→焼き魚など)
④腸内細菌を増やす発酵食品はSIBOの人には逆効果
この時はへぇ~…くらいにしか思わず、今になって調べてみました。
SIBO(腸内細菌異常増殖)
・本来大腸にいる腸内細菌が小腸で異常増殖してしまう病気
・常時もしくは食後の膨腹感と腹痛、下痢、食欲不振などの消化器系の不調を伴う
・本来身体に良いはずのシンバイオティクス食品(発酵食品、食物繊維)で症状が悪化
・過敏性腸症候群の30~85%もの人がSIBO罹患
(参考:WELLMETHOD)
メモと大体合っていますが、れっきとした病気なんですね。
こうして調べていくと、当てはまる部分もあるけどなんだか違うような。私の場合本当に生まれつきで、何か原因があって発症したものではないように思います。
しかし、異常増殖した細菌のガスでお腹がふくらむという部分は納得。だって食べた量に対してふくらむ大きさが明らかに釣り合っていないから。単純に食べたものだけでここまで大きくなるとは思えない。
そして、二糖類(乳糖)や単糖類(果糖)で悪化という部分も納得。甘いものを食べたときの張り方が半端ないので…
かつての若い自分だったら「私SIBOなんだ!どうしよう!治さなきゃ!」って焦ってしまうかもしれません。
でも、これは不妊治療を通して学んだのですが
何でもかんでも「原因はこれだ」「自分はこうなんだ」って断定せずに「世間ではこういう事実や見解もあるんだな」とゆるく受け止めるくらいでいいと思います。
だって身体のことなんて本当に一人ひとり違うから、自分が当てはまるものを探すことに躍起になっても仕方ない。
知識を得ることは大切ですが、振り回されてはいけないなと感じます。
何より発酵食品大好きだし…ヨーグルト、チーズ、味噌、納豆…どれも毎日食べたい。
私はこういうお腹~って付き合っていきます。
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移植後の経過記録(ET6)
初期胚移植後の経過の記録です。
今日で6日目。3日培養の胚なので、移植後5日間くらいが着床期間だと思います。免疫抑制剤の服用も今日までです。
特に4、5日目にあたる今週末は、身体に負荷をかけないよう冷やさないよう気を付けて過ごしました。
お客様との打ち合わせも、約束時間までは十分に身体を温めてから。寒いお宅かもしれないので念のため厚着で。筋トレや自転車もお休みです。
移植後からは、あんなに出ていたおりものはパッタリとなくなりました。
3日目までは特段体調に変化なし。
4日目の夕方頃、下腹部に生理痛のような鈍痛がありました。しかし移植後あたりから少し便秘気味になっているので、どちらの痛みが区別がつきません。
ちなみに便秘気味といっても、「食べたら出る」のところてん方式体質の私は基本的に一日3回ほどお通じがあるので、それが朝一回だけになっているという感じです。それでも回数は普段の三分の一くらいになっているため、出るものも硬くて色も濃く(汚い話ですみません)トイレから出た後も肛門がじんじんします。ホルモン補充期特有の下腹部のもったりとしたむくみも相まって、お腹が重い感覚です。
念には念を入れ大好きな運動も控えているので、リフレッシュのためおふろに時間をかけるようにしました。
いただきもののバスソルトを、今だとばかりに惜しみなく毎日使います。
エッセンシャルオイルに浸した死海のシーソルトにハーブを合わせたもので、天然素材のほのかな香りで気持ちが安らぎます。いつも烏の行水で、一気に洗うだけ洗って慌しく終えていたお風呂でしたが、「これに時間をかけるんだ」と思い切って考え方を変えると、予想外に一日の中で大切な時間になりました。QOLの向上ですね。
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あとは、ストレスでのドカ食いをしない。食事で不足しそうな栄養素はサプリで補う。基本のことをコツコツ。
判定日まで一週間。
目の前にあること、できることをやって今週もがんばります。
血のにじんだ小さな手を見て
実家にいる保護猫のよも。
重度のてんかんと糖尿病を患いながらも、あと3ヵ月で二歳を迎えます。
ridle.hatenablog.com
ここ最近落ち着いていた発作がひどくなり、今週は入退院を繰り返しています。
周囲を手当たり次第にかきむしり、爪がちぎれ血のにじんだ小さな手。
この写真のあとの発作で、爪は全てなくなってしまいました。
病院で落ち着き家に連れて帰っても、また悪化し夜中に緊急で病院へ…の連続。ただでさえ普段からつきっきりで世話が必要な子なので、両親も疲れ切ってしまっています。
猫らしく走り回ったりもできず、苦しい発作か寝るか薬でもうろうとしているかの毎日を過ごすよも。目を離すことができないため、二人そろって長時間の外出もできない両親。
両者のQOLについてつい考えてしまいます。
QOL(クオリティ・オブ・ライフ)とは直訳すると『生活の質』で、その人がどれだけ人間らしく、『その人らしく』幸福を感じて暮らせているかという概念です。
両親とよもの暮らしを聞くと本当に大変なことの連続です。こんな毎日は幸せなんだろうかとまで考えてしまうこともあります。
しかし、穏やかに過ごせる時間ももちろんあるのです。そんな時間が少しでも居心地良く豊かになればいいと思います。
足腰が弱いよもでも歩きやすく、汚しても掃除のしやすい床。
そこらじゅうでトイレをしても、においが気にならない壁。
窓から庭の景色の移ろいを眺め、一緒に穏やかな時間を過ごせる窓際空間。
これまでのブログでもペットとの家づくりについて色々紹介をしてきましたが、もっともっと居心地の良い空間づくりができないかな。良いアプローチができないかな。
と、より一層考えた一週間でした。
手のかかる子ほどやっぱり可愛いのです。
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4回目の体外受精(初期胚移植)当日
いよいよ移植当日を迎えました。
以前より書いていましたが、今回ダメだったら転院するつもりです。
私は地方在住なので、都会のようにたくさんクリニックがあって自分に合う治療法や先生のいる所を選ぶということができません。不妊治療ができる病院も少なく、中でも体外受精や顕微授精ができる所は限られています。なので、今の病院がダメだとなると現実的に通える距離にあるのは2つ。それも県外の病院になります。
東京はもちろん他の都会で治療をされている方のブログを読むと、選択肢の多さや同じ治療とは思えない内容の詳細にいつもうらやましくなります。
これは不妊治療に限ったことではありません。
田舎暮らしや地方移住がブームですが、あらゆる面(特に生活利便性)で困ることが多い。多様な施設やお店、メディアで紹介されるような有名な料理店もない。あくまで私個人の意見ですが、年をとるほど都会に住んだ方がいいと感じます。都会は物価が高いとか言われますが、ネットが普及した今モノの値段なんてどこも変わりません。田舎で安いのは土地だけ。何をするにも田舎の方が圧倒的にお金がかかると思います。
しかし今そんなことを羨んでも仕方ない。今は自分にある選択肢の中で最良のものを選んで生きていくしかありません。
愚痴でだいぶ話がそれてしまいました。
今日のスケジュールです。
10:00 凍結胚の解凍確認
10:45 受付
10:50 待合ベッド室へ移動、着替え
11:40 移植開始
11:50 移植終了、30分安静に休憩して帰宅
受付の順番にもよりますが、ベッド室に移動してから大抵1時間くらいで呼ばれます。移植2回目くらいまではいつ呼ばれるのかわからず、手術着一枚で緊張しながら座って待ち、自分の順番の頃には身体がすっかり冷え切ってしまっていました。
今回は防寒用のスパッツや靴下も履いたまま布団にもぐりこみ、持ってきた本を読みながらリラックスして待ちました。
移植自体はあっという間に終わり。今日は気温が低いので、冷やさないように気を付けます。
私は抗核抗体が陽性なので、黄体ホルモンに免疫抑制剤も併せて服用します。
先生の方針か患者にほとんど情報提供がない病院なので、胚のグレードなども一切わかりません。(そもそもグレードがあることも不妊治療ブログで知りました)成功の可能性が低いのか高いのかも不明。しかし普通は良い胚から選んで移植していくと思うので、最後の1個ということは凍結保存してあった中でグレードは一番低いのでしょう。
でもそんなことは考えないようにします。最後まで待っててくれた子だから頑張ってくれると信じて。
そういえば・・・
今このブログを書いていて気付いたのですが、今回アシステッドハッチングについて何も言われなかった。
必要なかったのか忘れていたのか…それも不明。
毎回のごとく若干モヤモヤが残りますが、とりあえずひと段落です。
判定日は3月9日。
暖かくしてできることをやって、あとは授かる自分を想像。
『人事を尽くして天命を待つ』ですね。
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漢方サウナ【子宮温活】レポ
以前から何かと別記事に書いていた『YOSA』にようやく行ってきました。
きっかけは体外受精で妊娠した弟夫婦のすすめです。妊娠しやすい身体づくりのために、ここの『子宮温活』というメニューに通っていたらしいのです。
そこで最後の凍結胚移植を前にできることは何でもやってみようと思い、行ってみました。
YOSAは全国にあるらしいのですが、私が行ったのはセラピストさんが自宅の一室をサロンとして経営している店舗でした。今日は爽やか快晴でしたが、部屋の中に入ると照明は暖色のルームランプのみ、ヒーリングミュージックにアロマのなんとも心地良い空間。ワープした感覚です。
思えば結婚式前にブライダルエステに行ったっきり、こういう『女子』に包まれた場所は何年ぶりでしょう。それだけでも気分転換になります。
全体の流れは、
①カウンセリングとビタミン補給
②リンパマッサージ
③背中へのミストと足湯
④YOSAチェア
で75分のコース。下着も全て脱ぎ専用のウエアを着ます。
はじめのカウンセリングで、不妊に悩んでいることや2日後に体外受精を予定していることを伝えました。それから体調チェックとドリンクでビタミン補給をし、全身のリンパマッサージに入ります。
このリンパマッサージは『チタニウムエッジ』という石(ツボを刺激する見た目はメリケンサック)でやるのですが、優しくなでるようでゴリゴリの整体が好きな私には物足りなく感じました。しかしその効果は後ほど知ることになります。
次に、背中へのミストと足湯を『YOSAチェア』という施術椅子で行います。イメージは美容院のイスのお尻の部分に大きく穴があいていて、下から蒸気が吹き上がってくる感じ。この蒸気は、以下の11種類のハーブをブレンドしたものだそうです。
全て医薬部外品で、子どもからお年寄りまでどんな方にも安全なものを厳選しているとのことでした。
足湯をしながらこの蒸気のミストを背中にあて、汗をかく準備をします。この時点でかなり身体はポカポカ。水分補給をこまめにすることでデトックス効果が上がるとのことで、サイドテーブルに酵素入り水素水が置いてあります。
そして最後。
YOSAチェアにすっぽりと入り、ケープで覆って蒸気を閉じ込めサウナ状態に入ります。
まさに子宮の部分に下から吹き上がる蒸気があたる!
しかし、このイラストの体勢にはなれませんでした。この蒸気めちゃくちゃ熱いのです。人体にとって大丈夫な温度なのかと思うくらいで、穴をよけるように体操座りしていました。それでも十分アッチッチです。
ちなみに私は初回ということで、フェイシャルリンパマッサージもサービスしてもらえました。これも先ほどのメリケンサックでやるのですが、これがビックリ。身体と同様なでられているだけなのに明らかに顔がすっきりしている。目に見えない微振動で細胞を刺激して脂肪や老廃物を流すしくみらしいのですが、顔でその効果を実感しました。
思わぬ成果にニンマリ。
全てのコースが終わると、尋常じゃない量の汗をかきました。
サウナやスポーツをすれば汗をかきますが、ハーブなどプラスの効能も感じられ自分的にはとても満足。そして、効果を高めるために自宅でも重ねてハーブ入浴をとのことで、1回分のハーブパックと煎液をもらえました(防腐剤等は入ってないので使用期限はもらった日です)
金額は75分で7000円。マッサージなどに行くと60分コース7000円とかだし妥当なのではないでしょうか。むしろお得?
口コミにあるような勧誘や押し売りなどもなく、気持ちよく帰宅しました。
妊活への効果はともあれ精神的にリラックスできたので良かったと思います。
これで授かれば言うことない!
さて、ハーブのお風呂わかそうかなぁ~