治療断念の末に自然妊娠という奇跡を知って
年末に、久しぶりに育児休暇中の友人に会いました。
その友人はずっと不妊治療をしていたのですが、詳しくは知らずてっきり治療の結果だと思っていました。
なんと、友人は自然妊娠だったのです。
それも、6年間の不妊治療。4回の体外受精、3回の流産、気力もお金もなくなり疲れ果てた末の自然妊娠です。
聞けば聞くほど、壮絶な経験でした。
同じ多嚢胞性卵巣症候群でしたが私よりも症状は重く、クロミッドでは全く卵が育たない。重なるhmg注射で溜まる腹水に耐えようやく育てて採卵しても、未熟で移植に至らない。何度もチャレンジしてようやく移植できても、流れてしまう。この世にこんな苦しみがあるのかと人生に絶望したそうです。
( 私もクロミッドで育たない時期があり、苦労しました。)
そして、3回目の流産。ここで不妊治療をやめました。その直後に自然妊娠したのです。
もう私の頭は???だらけで…
友人の味わった苦しみは計り知れないものですが、医学の力でそこまで手を尽くしてだめだったのに、自然にできてしまうって…どういうメカニズム??だって、自然にできないから治療していたのに…
まさに『授かる』なんでしょうか。そういう科学的ではない言葉で片づけるしかないのでしょうか。
この友人の話はものすごい衝撃でした。
そこで、12月~1月の1周期お休みをしている我が家もできることはやってみようと、久方ぶりのタイミング法に臨んでいます。
方法は、お互い負担にならないようシリンジ法です。なつかしい(笑)
とりあえず一週間続けて様子を見ています。
何がすごいって、夫の熱意です。正月に親戚の子どもたちと触れ合い、子ども願望が一層増したようで…
子なし我が家には修行の正月でした。もう最後にしたい…
多嚢胞性卵巣症候群、着床障害、自己免疫疾患のある私でも自然妊娠できる可能性があるのでしょうか。
そんなことを考えつつ、今日もシリンジさんを迎えます(笑)
[http://
:embed:cite]