素材の使い分けで猫ちゃんマーキング対策
父の腕にすっぽりはまってくつろぐ『よも』
猫は体をこすったり爪とぎでマーキングをします。これは自分のテリトリーを誇示したり、健康状態をほかの猫に伝えたりするためにフェロモンをつけることです。
マーキングを十分に行える環境にしてあげることは、猫の感覚幸福度につながります。しかし爪とぎやスプレー(少量の尿を噴射すること)で壁などが傷ついたり汚れたりしてしまいますよね。
そこで、マーキングしてもよい場所を適切な場所に設け、それ以外の場所と仕上げを区別してあげることで対策ができます。
場所の区別
住宅内で場所を区別するとき、
①全体的にマーキングNGだが局所的にしてもよい場所がある
②全体的にマーキングOKだが局所的にしていけない場所がある
の2種類に分けてみましょう。
①の場合は、マーキングした箇所をきれいに掃除してしまうと猫のストレスになってしまうので、コーナー部分や出入口付近の壁の下部だけペット用仕上げにするとよいです。猫の背丈以上の上部分は、消臭・調湿効果のある壁材がおすすめです。②の場合は全体をペット用壁材で仕上げ、部分的に爪とぎがしにくい材料を使うことでそこはマーキングをする場所ではないと猫に認識させることができます。
↓消臭・調湿効果のある壁材はこちらで紹介しています
仕上げ材料
次にマーキングOKな壁材をいくつかご紹介します。
全体の仕上げに使える壁紙なら、サンゲツ『スーパー耐久性』がおすすめ。
いかにも強そうな名称のとおり(笑)傷に強く、防汚性や抗菌性もあります。
部分的に使う材料なら、DAIKEN『ハピアウォールハードタイプ』です。
特殊強化シートを使っており、壁の下部にアクセントとして使用できます。
ポイントクロスとして壁1面に使いたいときなどは、リリカラ『スーパー強化+汚れ防止』がおすすめ。バリエーションも豊富です。
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適材適所の素材の使い分けで、『猫も幸せ人も快適』家づくりができますよ!
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