猫(と自分)のためにカンタン断熱対策
今日から2月ですね。
まだまだ寒い日が続きます。よもも寝床でぬくぬくです
猫は『快適さ』に敏感な生き物で、季節や時間帯に応じて自分が心地よく過ごせる場所を探します。なので家の中には日差しのあたる所やひんやりする所など、様々な温熱環境の居場所を複数作ってあげることが大切です。
しかし、重いてんかんと糖尿病を持つよもはステップに上がったりすることはおろか、普通の猫のように歩くこともできません。
⇓よろよろと移動する様子です。
身体も弱いため、 実家は24時間暖房状態。高気密の一室だけならよいのですが、リフォームしているとはいえ田舎の大きな家屋なので電気代もかなりかかるようです。
そこで、簡単にできるお部屋の断熱をご紹介します。
窓の断熱
最近の家は、庭などに開けた大開口が流行りですね。以前別記事でも紹介した、テラスなどの半屋外とつながる開放的な空間は魅力的です。
しかし、窓からの熱流入出は非常に大きく、冬は室内の熱損失の4割以上が窓からによるものです。(ちなみに夏は室内に入る熱の7割以上にもなります)
複層ガラスや真空ガラスなどの高機能ガラスにすると断熱効果はもちろん高いですが、窓とカーテンやブラインドとの間に断熱カーテンライナーを1層入れるだけで熱損失防止効果が得られます。
また、厚みのある空気の層ができるハニカムスクリーンもおすすめです。
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床の断熱
床の断熱はシンプル、カーペットです。
こちらも床用の保温シートを一枚入れるだけで効果はありますが、カーペットを替えるのも良い手です。
カーペットには様々な素材のものがあり、丈夫で扱いやすく生産量が最も多いのはポリエステルなのですが、おすすめなのがウールのカーペットです。
天然繊維であるウールは保温性と吸湿性(親水性)に優れており、熱伝導率が他の繊維より低いため暖かく、万が一の火事の際にも他の繊維より燃え広がりにくいという特徴があります。また柔らかで吸音性もあるため、音に敏感な猫にも安心。
合成繊維ではアクリルがウールに似た性質を持っていますが、やはり床と顔の距離が近く直に毛に触れる猫のためにも、天然素材は安心感がありますよね。
また、化学物質を吸着して浄化する効果もあるんですよ。
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気持ちいいね、よも。