RIDLE NOTE

不妊治療のこと、猫と家づくりのこと、日々の日記

血のにじんだ小さな手を見て

実家にいる保護猫のよも。

重度のてんかん糖尿病を患いながらも、あと3ヵ月で二歳を迎えます。

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ここ最近落ち着いていた発作がひどくなり、今週は入退院を繰り返しています。

周囲を手当たり次第にかきむしり、爪がちぎれ血のにじんだ小さな手。

この写真のあとの発作で、爪は全てなくなってしまいました。

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病院で落ち着き家に連れて帰っても、また悪化し夜中に緊急で病院へ…の連続。ただでさえ普段からつきっきりで世話が必要な子なので、両親も疲れ切ってしまっています。

猫らしく走り回ったりもできず、苦しい発作か寝るか薬でもうろうとしているかの毎日を過ごすよも。目を離すことができないため、二人そろって長時間の外出もできない両親。

両者のQOLについてつい考えてしまいます。

 

QOL(クオリティ・オブ・ライフ)とは直訳すると『生活の質』で、その人がどれだけ人間らしく、『その人らしく』幸福を感じて暮らせているかという概念です。

両親とよもの暮らしを聞くと本当に大変なことの連続です。こんな毎日は幸せなんだろうかとまで考えてしまうこともあります。

しかし、穏やかに過ごせる時間ももちろんあるのです。そんな時間が少しでも居心地良く豊かになればいいと思います。

 

足腰が弱いよもでも歩きやすく、汚しても掃除のしやすい床。

そこらじゅうでトイレをしても、においが気にならない壁。

窓から庭の景色の移ろいを眺め、一緒に穏やかな時間を過ごせる窓際空間。

これまでのブログでもペットとの家づくりについて色々紹介をしてきましたが、もっともっと居心地の良い空間づくりができないかな。良いアプローチができないかな。

と、より一層考えた一週間でした。

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手のかかる子ほどやっぱり可愛いのです。

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