RIDLE NOTE

不妊治療のこと、猫と家づくりのこと、日々の日記

桜を見て思うのは、予期せず変わっていく人生

一年の中で、節目となる時期が2回。

1回目は年の初めの1月1日。

2回目は年度の初めの4月1日。今日です。

 

私の住む町には川沿いの桜並木があります。車を走らせ名所に行かなくたって十分だと思えるくらい、とてもきれいな並木道です。

なんだか心がざわざわしたので、午前に一度仕事を一段落させて少し時間を作り、母に会いに行きました。桜並木を一緒に歩きたいと思いました。

あいにく母は兄夫婦の子のおもりで出られず。少し話をして、ひとりで桜並木へ向かいました。

兄夫婦にはもうすぐ下の子が生まれます。41歳にして予期せぬ自然妊娠です。

不妊治療4年目の私は、ちゃんと曇りのない笑顔で祝ってあげられるのでしょうか。

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小さい頃は、ただ「きれい」ってはしゃいで見れた桜。

みなさまは何を思い出しますか。

歳を重ねるごとに思い出が増え、それはもちろん楽しいものばかりではなく、感慨にふけるようになり。30代半ばになった今、ついには桜を見て涙が滲むようになりました。

 

私は毎日、仕事も、家事も、全てにおいて今できることを全力でやっています。

たとえ明日死んでも悔いがないようにです。

不妊治療についても、できることを全力でやっています。

でももし、すべてを尽くしても授かれなかったら、

母のために生き、最期を見送ったら一緒に死にたい。

これは夫には言えない私の本音です。

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かつて大学を卒業した頃、長年交際していた彼は大手企業に就職し都会へ。

私は都会で奥様になる予定でした。

しかし仕事に忙殺され心がすり減り、私は数年後のプロポーズを断りました。

その後暫くどん底から抜け出せず、疲れ果てた末に今の夫と出会って

この小さな町に残ることになりました。

不便で好きになれない田舎ですが、今は母のそばにいれてよかったのかもしれないと思えます。 

 

人生は予想だにしないことの連続で、時にはこの先どうなるんだろうかと不安でたまらなくなることもあります。

きっとこの先もこの町で生きていく。でも、人生何が起こるかわからないからもしかしたら全然違うところにいるかもしれない。けどどんな状況でも母のそばにはいたい。

ひとりで桜並木を歩くとそんなとりとめもないことが頭をぐるぐる巡りました。

そして、とりとめもないブログを書いてしまいました(笑)

桜はもうすぐ散り始めています。

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