RIDLE NOTE

不妊治療のこと、猫と家づくりのこと、日々の日記

デビュー戦は戦わずして終了

さて、2回目の卵胞チェック。

「まだ大きくなってないので、4日後に来てください」

またか・・・

 

そしてその次の卵胞チェックで、ようやく21ミリに!

ところが言われたのは

「もう少しかかるので3日後に来てください」

 

前回のブログでも書きましたが、クロミッドを服用すると25ミリくらいまで大きくなって排卵することが多いらしいのです。

しかし、すでに生理から20日目になっていました。

3日後なんて、その間に排卵してしまわないのかな…

その不安は的中しました。

 

4回目の卵胞チェックで言われたのは

「あ、排卵していますね」

 

今なんと?

 

「状態から見て昨日くらいかな。だからおとといか昨日タイミングとってれば、うまくいけば卵と出会えるかもしれない」

 

開いた口が塞がりませんでした。

AIH(人工授精)を希望していたので、タイミングはとっていませんと伝えると、

「そうですか。じゃあ今回は残念ですが」

 

・・・わかりました。

それだけ振り絞って、診察室を出ました。

今後どうするとか、次いつ来たらいいとか、何も言ってくれませんでした。

排卵近いとわかったら、言われずとも自主的にタイミングをとらないといけなかったのでしょうか。指示待ちじゃダメだったのでしょうか。

 

車に戻り、大泣きしました。

完璧な排卵の予測は難しいことは承知しています。

実はこの頃には夫の体調が芳しくなく、家でのタイミングが難しい状態だったのです。

それもあり、AIHに望みをかけていました。

なのにそれをいとも簡単に見逃したことと、

医師の先生との温度差が悔しくてたまりませんでした。

 

わたしは母に電話しました。

話をきいた母は

「すぐに戻って、先生に今からどうしたらいいかちゃんと聞いてきなさい。全部無駄になるよ。それに、こんなことがあると次から慎重に診てくれるようになると思うよ」

と言ってくれ、わたしは決心し病院に戻りました。

もう診察時間は終了していましたがもう一度入れてもらい、

排卵したのでちゃんと生理が来ますから、前回同様5日目からクロミッドを服用してください。次からは細かく観察していきます」とクロミッドを出され、その日は帰りました。

 

こうして初めての周期は、何もできず終わりました。

 

次こそは、とまた辛抱の時期が続きます。