特定不妊治療専門クリニックでわかったこと
さて、カウンセリング後の生理が来たのでいよいよ体外受精に向け治療スタートです。
今まで通っていたクリニックと違うことがたくさんあって驚いたので、順に書いていこうと思います。
まず、最初の来院のタイミング
前病院:生理5日目まで
現病院:生理2日目まで
どうしても都合がつかなかったり休診日とかぶったら3日目でも一応は大丈夫。さらに、しっかりとした出血が始まってから数えるようにとの念押しです。
次に、診察内容
前病院:問診のみ
現病院:問診、エコー、血液検査(初回は夫婦両方)
生理2日目の子宮内をみて『初期状態異常なし』なら治療開始できるとのことです。この日は『異常なし』で無事スタートをきることができました。
血まみれでのエコーは、恥ずかしいのとなぜか申し訳ない気持ちでかなり抵抗があります。(今でも慣れません…)
夫の血液検査は初回だけです。精液検査の結果は前病院から引き継いでもらったので、省略できました。
今後も、今までのエコーだけと違い毎回血液検査をします。そのホルモン値で薬の量、次の段階へのタイミングなどを相談します。
本来はこれが普通なのかもしれませんね。
最後に、治療の進め方
前病院:次回この週のあたりで来れる日ある?という感じ
現病院:次回は何日の何時に来てください。と決定されている
今の私の状態にベストな治療をベストな時期に行うため、基本的にこちらの予定は関係なくスケジュールは全て病院で決められます。初め、今までの感覚で「その日は仕事が外せないので翌日じゃだめでしょうか」と聞きましたが、「だめです」とバッサリ(笑)
でも、これも仕事との両立という都合はひとまず置いて、あくまでその人に最適な治療を施すという病院の目的を果たすためには当然なのかもしれません。
この転院を機に、会社の上司に不妊治療を打ち明けました。
今まではなんとか都合をつけたりお昼休みと合わせた時間で行ったり、ある程度自分で予定をコントロールして来院できていましたが、今後はそうもいかないなと思ったからです。
勇気を出して話をしましたが、意外とあっさり急な休みや体調不良などへの理解を持っていただけました。
このご時世、理解を示さざるを得ないのかもしれませんが(笑)
不妊治療というつらい人生でも、声をあげ、背中を押して応援してもらえる世の中になったのは本当にありがたいことです。
菅総理大臣の保険適用案から一気にメディアでも取り上げられる機会が増え、同じ悩みを持つ方が自分が想像していた以上にたくさんいることも励みになりますね。
この日記を読んでくださっている方が少しでもいらっしゃれば、
「くじけそうになることもたくさんある。でも、赤ちゃんを抱きしめる日に向かって一緒にがんばりましょう!」
と伝えたいです。
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