自治体独自の不妊治療助成申請へ
↓国の補助金(窓口は都道府県)の申請~振込についての記事はこちら
この後4回目の申請を行い先日決定通知が来たので、次は自治体が窓口となる助成金の申請を行いました。
申請は、
①一般不妊治療(タイミング、人工授精)に対する助成
の2つに分けて行います。
①については1年度につき上限5万円、治療開始年から3年の間が申請可能期間となっています。
②については本来最初に述べた国の補助金になるのですが、私の住む市では少子化対策の一環として②に対しても独自の助成制度があります。決定通知が下りた治療費を対象とし、国の助成金を差し引いても自費がある場合に1回につき上限10万円の助成金が出るというものです。
私の体外受精に係る治療費と助成金のまとめは以下のとおりです。
1回目:対象経費626,070 助成額300,000(採卵+移植)
2回目:対象経費213,021 助成額75,000(凍結胚移植)
3回目:対象経費237,320 助成額75,000(凍結胚移植)
4回目:対象経費220,183 助成額100,000(凍結胚移植)
※4回目から令和3年~新制度助成額になっています。
いずれも助成額を差し引いても10万円を超える自費分があるので、4回分計40万円の申請を行いました。
内容を審査して決定通知が来るとのことですが、もし全額が出た場合、体外受精4回分の出費は
総額1,296,594-国助成550,000-市助成400,000=346,594
総額の26.7%。保険適用の3割を切る!ことになります。すごい。
決定通知がいくらで来るのかドキドキです。
とはいえ、このありがたい助成金も一子につき上限6回という制限があり
私はすでに4回を使ってしまったわけです。そして、先日行った採卵で5回目の申請をする予定です。すると残された助成金はあと1回。そこから先は自費オンリーになってしまいます。もしあと2回の移植で叶わなければ、保険適用を待つという選択肢をとるかもしれません。
あと2回、できれば次の移植で!と願うばかり。
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受精後の結果
先週5/26に行った採卵の受精結果を聞きに行って来ました。
先生「採卵した12個のうち、11個が受精卵になりました。これは確率としてはとても良いです。旦那さんの精子良いですね」
!!!
11個も!やったー!
しかし、喜んだのも束の間
先生「なんですが…それから培養を進めて、結果的に初期胚として凍結保存ができたのは2個でした。これは確率としては…うん…もっとできるかなと思ったのですが」
・・・。2個?
私「グレードの良いものが2個ということでしょうか」
先生「いえ、培養を進める中で成長が止まってしまったり、グレードが悪くて戻せないようなものが増えて、結果的に2個しか凍結保存できる初期胚として残せなかったんです」
絶句してしまいました。
精子は頑張ってくれたのに…私がだめなのか?
私「前のクリニックでは、7個採卵して6個が受精卵に、うち4つが初期胚になりました。前よりかなり状態が悪いということでしょうか」
先生「いや、状態のいい卵が出てくる割合はその月によっても変化するので…今回はこういう結果だったということです。でも、グレードの良い卵が2個できましたからね、うまくついてくれるよう願いましょう」
私「胚盤胞にもなれないのでしょうか」
先生「胚盤胞は初期胚よりも解凍時にダメージを受けやすくなるので、初期胚で凍結しています。これを解凍し培養を進めて胚盤胞にまでするかは、今後相談して決めていきましょう。」
『胚盤胞は初期胚よりも解凍時のダメージを受けやすい』これは初耳でした。
前のクリニックではそんな説明はなく、胚盤胞にするか初期胚で凍結するかはこちらの自由選択でした。てっきり、胚盤胞の方が着床率が高くなるものと思い込んでいました。
まとめると、
針を刺した卵胞の数:28個
採卵できた卵子の数:12個
受精卵になった数:11個
初期胚になった数:2個
という結果でした。
この病院でもやはりグレードはお知らせされず。
そしてちょうどこの日、病院の待合室で生理も来ました。
「早くもリセット!もしや、とんとん拍子で移植に突入か?」なんてお花畑な頭でいたのですが
先生「卵巣の腫れが残っているので、一周期整えましょう。移植は7月初旬頃と思っていてください」
・・・そうかぁ。そんなうまくいかないか。
なんだかしょんぼりして帰宅したのですが、改めて考えると2個も受精卵ができたんだから喜ばないとと思い直しました。
ありがたいことです。欲張ってはだめ。
今週期は自分の調子を整えること、仕事に専念して過ごします。
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藤咲く5月がおわり
5月も残すところあと1日です。
GWが明けても肌寒い私の住む田舎も、6月を前にようやく温かくなってきました。
私は桜より藤が好きで、このブログの名前「とうきち」も、祖父の名前「藤吉」からとったものです。いつか子どもができたら子どもにも「藤」の字を入れたいと思っているのですが、夫が反対しているのできっと無理かなぁ。
『鬼滅の刃』で藤の花もすっかり有名になりましたね。鬼滅効果とコロナ禍でも屋外ならということで、藤の花を見に行くファミリーも増えたみたいです。
4月は桜。
5月は私と同じく藤の花が大好きな母と、毎年藤棚を見に行きます。
今年は私の仕事の都合がつかず、見頃を逃してしまいました。5月も半ばになってようやく行った藤棚の名所は、満開から一週間程過ぎておりほぼ花が散って、色褪せた花が所々申し訳程度に残っているだけでした。
園内を周って、一か所だけなんとなく花が残っている場所を見つけました!
とりあえず、ちょっとでも母に見せてあげられてよかった。
これ。ここだけうまく撮ってみるとそれっぽい写真になりました。
後日。
趣味のロードバイクで山を登っていたときです。
標高が高く寒いせいか、まだ藤がきれいに咲いていました。
そして、とっても大きな藤の巨木に出会いました。
写真の左下に小さ~くチマっと写っているのが私の愛車です。
メーカーはリドレー、ベルギー車です。『弱虫ペダル』でいうと、山神・東堂尽八が乗っているやつです。私はクライマー(山岳区間を得意とする人)ではありませんが、軽く、しなり、山に強いとてもいい自転車です。
話がそれましたが
藤の木がものすごい大きさだとわかると思います。
これを母に見せてあげたかったなぁー。下山して写真だけ送りました。
今日またロードバイクでその山に行ったのですが、すっかり緑の木になっていて
花の頃はすごかったなぁと思い出し今になってブログに書いたわけです笑
また来年の楽しみにしておきます。
次はあじさいの時期になります。
「おつかれさま、次はわたしね」みたいに順に咲いていく花を見て、季節の流れを感じますね。
2021年ももうすぐ折り返しです。
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全然違う!2回目の採卵レポート
5/26大学病院での採卵を無事終えました。
別クリニックでの1回目の採卵と違って驚くことが多かったので、記録しようと思います。
待ち時間がない
前のクリニックでは、受付のあと隣の人との間をカーテンで仕切られた休憩室のような部屋で1時間以上待ち、ベルトコンベア式で採卵が行われるので看護師さんが大きな声で復唱する患者名が丸聞こえでした。(知り合いの名前が聞こえて気まずいなんてよくある話だそうです)
しかし今回は受付(時間外入院手続き)で事前に渡されていた書類を提出すると、そのまま病室へ案内されます。なんとトイレも洗面もあるきれいな個室でした。
荷物を置きしばらくすると手術室に案内され、そのまま手術台に上がりました。待ち時間はほぼゼロといってもいいです。この時点でストレスフリーでした。
採卵中
手術室には担当の先生と、もうひとり女性の先生。看護師さんがふたりの計4名でした。点滴が始まり酸素マスクを装着、テレビでよく観る手術室の光景です。
前のクリニックで行った採卵は麻酔が効いて眠ってしまってから処置が始まったので、その間のことを全く覚えていないのですが
今回は点滴のチューブから麻酔を注入するやいなやすぐに針刺が始まったので、朦朧としつつも感覚や痛みを覚えています。3回目くらいの針刺で激痛が走り、身体がビクンと動いてしまいました。するともうひとりの先生が何か指示をし、薬が追加で注入されたようでした。そこでぱったり意識がなくなりました。
一度目が覚めて「大丈夫ですか、動けますか?もう少しこのままいますか」と聞かれ、頷いてまたスッと寝たのをうっすら覚えています。起きたのは2時間程(はっきり覚えていません)経過してからで、まだ手術台の上に寝ていました。そして自分で下着をつけ、車椅子に乗せてもらい病室まで移動します。
前のクリニックでは、目が覚めたときには下着も履かされて休憩室のベッドに移された後だったので、起きるまでそのままの状態で手術台で寝ていたのが不思議な感じでした。
採卵後の休憩
前のクリニックでは、麻酔が切れて目が覚めると、すぐに帰宅しました。
今回はお昼を食べて安静解除された後、13時半から診察がありました。体温と血圧測定も1時間おきにされます。
事前の内診では20個と言われていましたが、実際の採卵では右15個左13個、計28個の卵胞に針を刺し、中に卵子が入っていたのが12個。12個の卵を採ることができたそうです。
これ培養し受精に進めて、来週の月曜に受精卵の確認をすることになりました。
夫が迎えにくる17時まで個室の病室にいることができて助かりました。
血まみれガーゼがない!
これが一番嬉しかった最大の違いです。
前のクリニックでは子宮に止血のガーゼが詰められており、目が覚めたあとに数十センチに及ぶ血まみれのガーゼをギチギチ引き抜くというトラウマものの恐怖作業がありました。
ところが今回は…何も詰まっていない!念のためつけておいたナプキンにも一滴の血もついていません。なんということでしょう。
腹痛と吐き気がすごい
28回も卵胞を刺したので当然なのですが、だるさと吐き気、なによりお腹が痛くて、仕事道具を色々準備して行ったにも関わらず結局何もできずに、ずっとベッドで横になっていました。
今日は仕方ない、明日の自分に仕事を回そうと割り切って休むことにしました。
帰宅後もしんどくて何もできず、シャワーだけ浴びて薬を飲むと早々と寝てしまいました。
一日私に着いてくれた優しい看護師さんが、「赤ちゃんできたらここで出産されますか?お待ちしていますね」と言ってくれました。他県だし、もし妊娠すれば近場の病院かなと思っていたのですが、この大学病院に通いだしてから何かといろいろな場面でほっこりさせられていたので、ちょっと遠いけどここで産みたいななんて気持ちになりました。
まだ採卵の段階なのに、笑われちゃいますかね。うまく受精卵ができることを祈ります。
20個の採卵と入院手続き
昨日5/24、D16診察で採卵の日程が決まりました!
採卵は5/26(水)明日9:00~です。
内診で先生が卵たちを確認するのですが…長い。
前のクリニックでは内診は数秒だったので、以前より丁寧な内診だなぁとは思っていたのですが今回は特に長かった。
先生「おなか張ったり、痛かったりしませんか?」
私「はい、大丈夫です」
本当は少し症状がありましたが、つい大丈夫と言ってしまいました。
このやりとりの理由は…
なんと採卵できる卵胞が20個もありました!
またまた胎児の写真のように載せてすみません。
前回の採卵は7個だったので、単純に数にびっくり。私でもそんなにたくさん卵を持てる力があったのか。
20ミリ前後の卵をあのせまいところに20個持っていたら、お腹が張ったり痛みが出たりするのは当然か。というか、爬虫類とかの気分です。
7個の採卵でも麻酔をしたので、今回も当然麻酔をしての採卵になります。
ここで想定外だったのが、
大学病院だからなのか日帰りの採卵でも入院という形になるらしく、入院手続きが必要なのだそうです。
なので、他クリニックと同様の体外受精・胚移植・胚凍結保存の同意書に加えて、入院について看護士の方から問診をうけたあと、
・入院同意書
・入院誓約書
・保証書(入院費の連帯保証人のサイン)
・転びやすさチェック表(謎。笑)
などたくさんの書類が必要となりました。連帯保証人までいるのかと思いつつ、今日実家の両親に書いてもらってきました。
なんだか大げさだなぁ。ちょっぴり疲れました。でも、手厚くて安心感があります。
採卵までのお薬スケジュール
5/24 ヒスロン錠 1錠/回朝晩
ゴナールエフ皮下注射 150単位
ブセレリン点鼻薬 21:30、22:00、22:30 の3回
5/25 ヒスロン錠 1錠/回朝晩
5/26 採卵後カベルゴリン錠1錠(手足のふるえを抑える薬と書いてある)
当日は麻酔のため飲食・運転NGなので、夫が時間休をとって送迎してくれます。
もう明日です。いい卵がとれますように。
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卵が急成長!
採卵周期の経過記録です。D13の診察に行って来ました。
前回の診察から4日。4日前は、ホルモン剤に卵が全く反応していない状態でした。
ところが!今日内診をしてみると…
胎児の写真みたいに載せてすみません。
まだ小さいのもありますが、右に9個と左に6個、合わせて15個の卵が育っているそうです。
嬉しい!マスクの下でニヤッとしてしまいました。
最大で15.6ミリ。前回は9ミリしかなかったので、4日間で6ミリ強成長したことになります。
ridle.hatenablog.com先生が、軌道に乗ればちゃんと育つと言ったとおり。感激です。
「このままのお薬を週末続けて、来週月曜日にまた見せてください。水曜か木曜には採卵できると思いますので、そのつもりでいてくださいね。」
待ちに待った採卵!
ということで、本日またゴナールエフ注射を1本追加。5万円チャリン。
現在のお薬は
・ヒスロン錠 1回1錠朝晩
・ゴナールエフ皮下注射 225単位
です。あと3日続けます。
4月半ばに転院し、5月中に採卵。
予想以上のスピーディな展開で、なんだか前向きになります。仕事にも意欲が出ます。
明日も朝一から現場なのにこの時間にブログを書く元気もある!笑
週末もがんばります。
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採卵周期の経過記録と病院比較
思わぬ早期リセットができ、採卵に向けて卵胞刺激を開始して5日目。
今日は今のお薬でどの程度反応しているのか確認をしてきました。
診察の結果、
卵胞は一番大きいもので9ミリでした(小っさ!)5日前とほぼ変わっていないそうです。
「○○さんは動き始めるまでが頑固なんだね。うまく軌道に乗ればちゃんと育っていくと思います。」
確かに、今までもそうでした。最初はなかなか反応しないのですが、後半急激に大きくなってビックリして、人工授精のときはそれで排卵タイミングを逃したことも何度もありました。
「薬の量を増やせばもちろん大きくはなります。でも、あなたは副反応が強く出て卵巣が腫れたりするタイプだと思うので、なるべく副反応が出ないよう少しずつやっていきましょう。」
ということで、今日から自己注射のゴナールエフを150→225単位に。飲み薬はそのまま。4日後の金曜日にまた卵胞確認ということになりました。
自己注射セットです。今日、追加で1本もらいました。
ここで、ひとつ前に通っていた特定不妊治療専門クリニックとの違いをまとめます。
前のクリニック
・先生はひとり
・毎回血液検査をし、ホルモン値で治療を決めていく。内診は3秒くらい
・先生との会話はほとんどなく、疑問や不安について話す時間がなかった
・処置や説明、今後のスケジュールなどは全て看護士さんがする
・治療代金は1回の治療ごと(採卵、移植など)にまとめてウン十万の請求書が送られてくる。支払いは現金のみ
・薬はクリニックで処方
今の大学病院
・先生はたくさん(でも、担当の先生がいる)
・血液検査は最初の1回のみで、内診で卵胞の状態を見て治療を決めていく
・先生とゆっくり話すことができる。疑問や不安なことを質問でき、ちゃんと先生が答えてくれる
・処置は施設内の各部門(採血は血液センター、自己注射の指導は在宅医療指導室など)で専門の先生がする。移動がけっこうある
・治療代金は毎回支払い。クレジットカード払いができる
・薬は処方箋
特に私の中で良かったと思えるのが、先生とちゃんと話す時間があること(当たり前なのかもしれませんが…)、カード支払いができることです。
お薬も処方箋になります。これもちょっと便利で、ちゃんとおくすり手帳に記録できる上に行きつけ薬局のポイントがたまるしジュースももらえます(笑)
同じお金を払うのに、カードのポイントがたまったりするのは嬉しい。しかも高額ですしね。
ちなみに処方箋であるがゆえなのですが、本来処方されるメドロキシプロゲステロン酢酸エステル錠の在庫がないとのことで、同成分のヒスロンが処方されました。
こちらは先発薬。メドロキシプロゲステロン酢酸エステル錠はジェネリック医薬品になるそうです。先発薬の方がお高いはずなので、ちょっとラッキーなのか?
今日からゴナールエフも増量したし、そろそろ反応してくれないかな私の卵さん。
余談ですが、私も住む町にもコロナが広がってきて恐怖しています。
越県して病院に通うのも仕方ないけどしのびない。
県境の住人あるある苦労ではないでしょうか。
塗料は猫にも人にも安心なものを
実家のよも、首がかゆいみたいです。
かきすぎて毛が抜けて血も出てしまっています。かわいそうに。
「ほぉら、かいたらだめ。痛い痛いなるよ」
母がそっと薬を塗ってあげます。
よもは重度の『てんかん』と糖尿病があるので、それに伴い色んな症状が出てしまうのですが
元気な猫ちゃんでも、健康被害やアレルギーの原因になるようなものに触れることがないように飼い主が気を付けてあげたいものです。
ふと、『塗料』が思い浮かびました。
最近は芸能人のDIYや巣ごもり需要で、家具作りや家のリノベーションをご自分でされる方がとても増えています。木製の材料にかかせないのが塗料。安い木でも高級感を出せたりヴィンテージ風にできたりと様々な塗料がありますが、直接肌に触れる床や家具の塗料は人やペットの身体にやさしいものを選んであげてはいかがでしょうか。
塗装の目的
塗装の目的は大きく2つ。
①木材を傷や汚れから保護して耐久性を持たせる
②木が持つ美しさを際立たせる
仕上げ塗料には、木の表面を塗膜で覆う方法と、木に含浸させる方法の二通りがあります。
塗料の種類
ウレタン塗装
表面に堅牢な塗膜を作るもので、現在木材の塗装といえばほとんどがポリウレタン塗装になります。塗膜の厚さや艶の度合いで木目の見え方が変わります。
ラッカー仕上げ
こちらも塗膜を作る方法です。溶剤が揮発することで塗膜が作られます。風合いがあり、欧米などのクラシカルな家具によく使用されてきました。
オイルフィニッシュ
含浸させる方法の塗装です。亜麻仁油や桐油などの乾性油(空気中の酸素を取り込み乾燥する)を主剤とするもので、塗布後に拭き取り研磨して仕上げます。
ワックス
こちらも含浸させる方法です。蝋を塗布し防汚性や揮発性を持たせるもので、蜜蠟やカルナバ蝋など生物の分泌物や植物由来の蠟が主成分となります。塗料というより保護剤のようなものです。
また、ウレタン塗装とオイルフィニッシュの特徴を掛け合わせたウレタンオイルという塗料もあります。植物の種子からとれる不乾性油が主剤で、しっとりとした木肌の風合いを保ちながらも硬度と防汚性を与えます。
各塗料のメリットとデメリット
ウレタン塗装
・メリット…汚れ、水分、摩耗、熱に強く耐久性を高めます。一般的なフローリングや量産家具に広く使われています。
・デメリット…硬く滑りやすいため、子どもや高齢者、ペットのいる家の床だと少し危ないかもしれません。特に犬や猫は足腰を痛める可能性があります。
ラッカー仕上げ
・メリット…速乾性があり作業効率が良く、補修もしやすいです。
・デメリット…合成樹脂であるウレタンに比べると補強という機能面では効果は薄くなります。
オイルフィニッシュ
・メリット…しっとりとした仕上がりで、木肌の質感を保ちながら木を美しく見せることができます。材料も自然由来で安心です。
・デメリット…表面に塗膜を形成しないので汚れがつきやすく、丁寧なメンテナンスを必要とします。
ワックス
・メリット…すべらかな仕上がりで、木の自然な風合いを生かしてくれます。材料も自然由来で安心です。
・デメリット…効果が長続きしないので、こまめなメンテナンスを必要とします。
おすすめの塗料を紹介
私がおすすめするのは
原料は植物油、蜜蠟ワックス、弁柄などの天然素材で、ヒノキチオール成分(檜の木からとれる抗菌成分)を含むヒバ油を配合しています。
木の呼吸を妨げることなく木目を生かしたしっとりとした風合いに仕上がり、防虫防腐剤も一切使用せず食品安全衛生法257号にも適合しています。子どもが口に入れる可能性のあるおもちゃにも使える安全性です。
また、気軽に重ね塗りできるのでメンテナンスも簡単。屋内屋外どちらもOK。
犬や猫は顔が床の近くになるため、フローリングなどの床材にも使ってあげたいですね。
新築、リフォームの際には、床材を選ぶときに自然塗装の希望を
家具作りやDIYの際には、天然素材由来塗料の選択を
あらゆる場面で使う木に、人と動物にやさしい塗料を選んでみてはいかがでしょうか。
安心して、スヤー
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リセット中の出血!急展開
現在リセットに向けて、プレマリンとメドロキシプロゲステロン酢酸エステルの服用真っ只中だったのですが
薬の服用は5月12日まで。
休薬から一週間~10日程の間で生理が来てリセットの予定が、
5月9日の夕方、突然出血しました。
黄体補充は毎回していますが、服用中に出血するのは初めてです。
インターネットで検索してみても、プレマリンとメドロキシプロゲステロン酢酸エステルの服用期間中に出血するという内容の記事やブログは出てこないので不安になりました。
夜の分の薬を飲めば治まるかなと思い寝たのですが、夜中に大量出血。これは、ひどいときの生理だと確信。
翌日の月曜日朝一で病院に電話しました。
「薬の服用はやめて、水曜日に来てください」とのことで
今日診察に行って来ました。
診察の結果、
「まだお薬服用中でしたけど、きれいにリセットできてますね。このまま採卵に向けて卵巣刺激開始していきますか」
予想外(嬉しい方)の展開!!
早くても今月末、もしかしたら6月と思っていた採卵周期に急遽入ることができました。こんなパターンもあるということで、同じような状況の方の参考になれば幸いです。
「前のクリニックとは違うやり方で卵胞を刺激します。飲み薬と注射で、とりあえず5日後に反応を見せてください。薬を強くすると卵巣が腫れてしまうタイプの方だと思うので、注射の方は弱めでいきましょう」
確かに2つ前のクリニックではhmg注射での誘発をしており、卵巣が腫れたり腹水が溜まってつらい経験をしました。その診断書はないはずなのに、わかるのがすごいなぁ。
というわけで、不妊治療4年目にして初めての自己注射を始めます。
みなさんのブログを読み、ちょっと羨ましく(?)思っていた自己注射。今日の分はやり方を教わりながら病院で打ってきました。
今日から始めるお薬は、引き続きのメドロキシプロゲステロン酢酸エステル朝晩2回とゴナールエフの注射(150単位/回)です。
良い受精卵ができるように、夫にも健康な生活習慣でまた頑張ってもらわないと。
ひとまず、また治療のスタートラインに立てて嬉しいです。
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治療のために選んだ仕事に翻弄されていた
9日ぶりのブログです。
去年の夏にブログを始めてからおそらく一番期間があいたのではないかと思います。
連休中はずっと仕事でした。
リフォーム工事をお休みの期間中にやりたいというお客様や、なんとか勝ち取りたい大口の新規プランニングもあり、夫にも手伝ってもらいながらバタバタと終わったGW。会社勤務だった頃は休日に仕事の人って大変だなぁなんて思っていましたが、自分がその立場になるとは。
もちろん自分だけでなく現場に入ってくださっている職人さんも一緒なので、お子さんがいる方は「家族ほったからしだよ~」なんて嘆いていました。
自分がそこまで苦に思わないのは、子どももおらず夫も同業種で理解があり、自由がきくからでしょう。
もともとは不妊治療との両立に限界を感じ会社を辞めて独立したのですが、通院は自由にできるものの最近は逆に忙しく、疲労や睡眠不足は増えた気がします。
現在は一応、卵巣の調子を整えつつリセットに向けて、プレマリンとメドロキシプロゲステロン酢酸エステル(噛みそうになる)の服用中です。
しかし、今まで「授かるためにできることは全部やる!」と意気込んで色々やっていた習慣を辞めてしまっています。
建築事務所の仕事は順調。しかし不妊治療の方は相変わらずうまくいかない葛藤を話すと、
「何のために会社辞めたの。今は子どもを授かることに集中しないと」と母は言い、
「両方うまくいくなんて難しいよ。生きるために仕事が成功してるならそれでいい」とDINKs(子どもを作らない共働き夫婦)の友人は言います。
赤ちゃんを授かるために両立できる働き方を選んだはずなのに、いつの間にか仕事に大きく傾いてしまっていました。
あわや慢性的な副作用に耐える日々から「もう治療やめてバリバリ働こうかな…」とまで考えることもありました。
これはいかんと思いモチベーションを高めるべく、同じく治療に励む方のブログを読み、士気を持ち直しています。
みなさんの姿に励まされます。
次の通院は5月19日。
まだ2週間もありますが、きっと採卵が決まればまた気持ちが赤ちゃんに向くはず!
今日も頑張ります。