RIDLE NOTE

不妊治療のこと、猫と家づくりのこと、日々の日記

妊娠して「マジかよ」はないでしょう!

昨日久しぶりに、退職以前からランチに行こうと話していた友人と会いました。

 

「ごめんね誘うの遅くなって。ちょっと、つわりがひどくて…

 

・・・え?なんて?

私「もしかしてふたりめ?」

 

「そお!全く予想してなくて急だったからもうあせるあせる。担当のイベント前だったし、もうすぐ新築完成するのにマジかよって感じ。引っ越しどうしよ。そうそう、知ってる?△部署なんかAさんとBさん同時に産休入ってさ。人足りなくてヤバい。あ、あとC夫婦なんか旦那も育休とるらしいよ!育休といえば…」

 

おいしいはずのランチの味がしません。

もう食べれるのとか、予定日とか性別とか、マニュアルのような質問を一通りして、

「じゃあ2歳違いで長男、長女か。完璧だね」なんて笑って過ごしました。

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その友人は私が不妊治療をしていることを知りません。

いつもオシャレだったのに、家着のようなカーディガンにスニーカー、肌もカサカサで、顔も疲れた印象です。

そんなこととは知らず、以前の彼女との感じに合わせてきっちりオシャレをしていった私。直接言葉にはしませんが、会社を辞めて子育てもせずひとりで自由にできていいなと思ったのでしょうか、なんとなくそんな感じを察しました。

 

何事もなく時間を過ごし、帰って少し呆然としたあと、こみ上げてきた涙が止まらずぼたぼたと泣きました。

こうして不妊治療のブログを書いて、同じように頑張っている人たちのブログを「がんばれがんばれ」って読んで、自分の世界に引きこもって忘れていました。

子どもって自然にできるんだ。それも、タイミングを見ながらせっせとシリンジで注入とかしなくても、何も考えず日常の夫婦の営みで勝手にできるんだ。そして、そんな人たちからすると子どもを授かって「マジかよ。どうしよう」って思うんだ。

世の中では当たり前に起こっていることだとわかっていますが、いざ目の当たりにして大きなショックを受けてしまいました。

 

これを読んで、気分を害してしまった方は申し訳ありません。

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他人の人生を羨むことには何の意味もないし、他人が不幸になったからって自分が幸せになるわけでもない。

自分が辛い状況の中で他人を心から祝福するのは難しい。無償の愛を持つ家族なら別ですが、そうでない場合自分の心に余裕があってはじめて一片の曇りもなく「おめでとう」が言えるのだと思う。

でもいつか自分に良いことが訪れたとき、相手も幸せじゃないと喜びを分かち合うことはできないから、他人の幸せはいつか自分の幸せにつながる。と思い込む。

勝手な持論ですみません。そうやってなんとなく気持ちに整理をつけました。

よし。土日だし、気分転換しよう!

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