LINEスタンプ作りに初挑戦①【作成~申請】
きっかけ
きっかけは、愛用していたイベントスタンプの利用期限が切れてしまったことでした。
自分の気持ちや使いたい言葉にしっくりきてとても気に入っていたのですが、期間限定のスタンプだったので悲しくも削除されてしまいました。
残念がっていると、夫の何気ない一言。
「自分で気に入るようなスタンプ作ってみれば?」
・・・考えたこともなかった。
確かに仕事柄絵を描く(インテリア図とかですが)ことも多いので、独立してから自分用のペンタブレットを購入したところです。
以前たまたま農業をされているお客さんとの会話の流れで、ポップな絵は苦手ながらも農園マスコットキャラクターをデザインしたこともあります。
本当はジョジョの奇妙な冒険の荒木飛呂彦先生みたいな絵が好きなんですが…そこは無理だと割り切って。
⇓素人絵で恥ずかしいですがそのときのイラストです
フリーランスだし、合間にちょっとずつお絵かきする時間も作れる。
サラリーマン辞めた第二の人生。なんでもやってみよう!ということで、スタンプ作りに挑戦してみました。
どんなスタンプにしよう
真っ先に頭に浮かんだのが『猫』です。
猫のスタンプはたくさんありますが、やっぱり作るなら自分が好きな動物にしたい。そして、毎日やりとりをする母と使いたいという気持ちから、猫に決めました。
はじめは実家のよもをモデルにしようと思いました。
しかし、よもは発作や糖尿病による栄養摂取障害で、ぼろぼろの手足にやせ細った身体。か弱く、脆く壊れてしまいそうな不安定さです。
だから逆に、まるまると太った健康優良児の猫にしようと思いました。まっしろでおもちみたいな、安心感のある猫にしよう。
こうして『もち猫』の絵を少しずつコツコツ描き始めました。
何個作ればいいの?
書き始めて、ふと「何種類書けばいいんだろう?」
自分の持っているスタンプを数えてみると、一番多いもので40個もありました。意外、そんなにあったんですね。そんなにたくさん思いつくかな?
とりあえず、自分が使いたいのがどんなスタンプか書き出してみます。
【ほぼ毎日使う】
・ありがとう、了解、おやすみなどの返事系
・よろしくお願いします、おつかれさまなどの仕事でも使う系
【たまに使う】
・嬉しい、悲しい、ビックリなどの感情系
・今行く、出発などの連絡系
【あったら便利】
・言葉なしの絵だけパターン
こうやって考えると、結構数いきそうです。
描いたものからチェックを入れて作成を始めました。
作成とルール
私はOpenCanvasというペイントソフトで描いた絵をアップロードする方法にしましたが、ラインクリエイターズマーケットという公式サイトで誰でも簡単にスタンプが作れるようです。編集や文字入れ、加工までこれひとつでできます。
写真をスタンプに使用する場合など便利ですね。どんなスタンプを作るかによって使い分けると良さそうです。
スタンプ作成にはルールがあります。
これをちゃんと読まずに作ると二度手間になってしまいます。
(制作ガイドラインより)
メイン画面:横240px✕縦240px
スタンプ画像:横370px✕縦320px(最大)8~40個
トークルームタブ画像:横96px✕縦74px
フォーマットは透過PNGです。(これを見落として全部JPEGで出力してしまい、やり直しました…)
よくルールをチェックして描き始めないといけませんね。
完成し、いよいよ申請へ
ようやく『もち猫』スタンプを描き終わりました!
いよいよ申請です。ラインクリエイターズマーケットに自分のラインアカウントでログインします。
タイトルをつけ、画像をアップロードしていきます。
写真やベースの画像を加工する場合は、この後の画面で編集に進みます。
プレビューで実際に送った状態の表示が見られます!ちょっとウキウキします。
アップロードし終わりました。
この「販売申請」をクリックして、販売エリアや写真の著作権などいくつかの項目を選択すれば完了です。
とても簡単でした。
申請完了すると「審査中」となります。
審査を待ちます
以前は審査に数か月かかるようなこともあったみたいですが、2019年に審査基準が緩和され、早ければ24時間以内に結果が出ることもあるようです。
また、ガイドラインにひっかかるような絵(公序良俗に反するものや、単なるコピーなど)があれば「リジェクト」対象となり、審査に時間がかかるようです。
審査以降は改めて②で書こうと思います。
⇓よかったら見てみてください