心の糸が切れたとき
出血、腹痛、腫れぼったい子宮に、内膜厚みも十分とは言えない。
それでも3回目の移植を決めました。
資格試験に合格して、この良い流れをもっていきたいと思ったこと
頭痛と吐き気に耐えて黄体補充してきた時間と、母が京都まで行って買ってきてくれたお守りを無駄にしたくなかったのです。
しかし結果は
着床すらできませんでした。
またふりだしに戻る…ゴールが見えない。
必死に張りつめていた気持ちの糸が切れました。
薄々思っていたこと。「これ以上今の仕事と両立できない」ということです。
私は体外受精にステップアップするときに、上司に治療を打ち明けました。
このことで、通院のためお休みをとることも体調がすぐれないことも理解を得られ、物理的な仕事量の負担も少し減りました。
でも、週に何度も席を空ける心苦しさに耐えられませんでした。こなすべき絶対的な量があるため、明日の自分に仕事を先送りして過ごす日々。薬がきつくなるとミスが出てきます。普段ならしない間違いもしてしまい、自分に幻滅します。
転院前のクリニックで言われた『ストレスが一番よくないから。ストレスためないように』という言葉に「そんなことどうやってできるの?」といら立つ毎日。
私は退職を決めました。
不妊治療をされているみなさん。
お仕事とうまくバランスをとりながら続けている方。
本当は仕事を続けたいのに、辞めて治療に専念することを選んだ方。
本当は仕事を辞めたいのに、金銭的な負担から続けざるをえない方。
それぞれ色んな状況の中で、赤ちゃんを望んで頑張っています。
私は自分のやり方で、両立できる働き方をしようと思ったのです。
また別記事で書いていこうと思います。
妊活を始めた頃を振り返り、書いてきたこの日記も現在に追いつきました。
今月は一周期お休みして、年明けからまた治療再開します。
2020年もあと4日!