4回目の体外受精(初期胚移植)当日
いよいよ移植当日を迎えました。
以前より書いていましたが、今回ダメだったら転院するつもりです。
私は地方在住なので、都会のようにたくさんクリニックがあって自分に合う治療法や先生のいる所を選ぶということができません。不妊治療ができる病院も少なく、中でも体外受精や顕微授精ができる所は限られています。なので、今の病院がダメだとなると現実的に通える距離にあるのは2つ。それも県外の病院になります。
東京はもちろん他の都会で治療をされている方のブログを読むと、選択肢の多さや同じ治療とは思えない内容の詳細にいつもうらやましくなります。
これは不妊治療に限ったことではありません。
田舎暮らしや地方移住がブームですが、あらゆる面(特に生活利便性)で困ることが多い。多様な施設やお店、メディアで紹介されるような有名な料理店もない。あくまで私個人の意見ですが、年をとるほど都会に住んだ方がいいと感じます。都会は物価が高いとか言われますが、ネットが普及した今モノの値段なんてどこも変わりません。田舎で安いのは土地だけ。何をするにも田舎の方が圧倒的にお金がかかると思います。
しかし今そんなことを羨んでも仕方ない。今は自分にある選択肢の中で最良のものを選んで生きていくしかありません。
愚痴でだいぶ話がそれてしまいました。
今日のスケジュールです。
10:00 凍結胚の解凍確認
10:45 受付
10:50 待合ベッド室へ移動、着替え
11:40 移植開始
11:50 移植終了、30分安静に休憩して帰宅
受付の順番にもよりますが、ベッド室に移動してから大抵1時間くらいで呼ばれます。移植2回目くらいまではいつ呼ばれるのかわからず、手術着一枚で緊張しながら座って待ち、自分の順番の頃には身体がすっかり冷え切ってしまっていました。
今回は防寒用のスパッツや靴下も履いたまま布団にもぐりこみ、持ってきた本を読みながらリラックスして待ちました。
移植自体はあっという間に終わり。今日は気温が低いので、冷やさないように気を付けます。
私は抗核抗体が陽性なので、黄体ホルモンに免疫抑制剤も併せて服用します。
先生の方針か患者にほとんど情報提供がない病院なので、胚のグレードなども一切わかりません。(そもそもグレードがあることも不妊治療ブログで知りました)成功の可能性が低いのか高いのかも不明。しかし普通は良い胚から選んで移植していくと思うので、最後の1個ということは凍結保存してあった中でグレードは一番低いのでしょう。
でもそんなことは考えないようにします。最後まで待っててくれた子だから頑張ってくれると信じて。
そういえば・・・
今このブログを書いていて気付いたのですが、今回アシステッドハッチングについて何も言われなかった。
必要なかったのか忘れていたのか…それも不明。
毎回のごとく若干モヤモヤが残りますが、とりあえずひと段落です。
判定日は3月9日。
暖かくしてできることをやって、あとは授かる自分を想像。
『人事を尽くして天命を待つ』ですね。
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